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BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

幽霊ときどきクマ。 :水壬楓子

4344826973幽霊ときどきクマ。 (リンクスロマンス)
水壬 楓子
幻冬舎 2012-12-28

by G-Tools

タイトルのインパクトがすごい(笑)
突っ込みどころはありつつも、ラブコメとして充分楽しめた1冊でした♪
【幽霊ときどきクマ。/水壬楓子/サマミヤアカザ/リンクスロマンス(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
ある朝、刑事の辰彦は、帰宅したところを美貌の青年に出迎えられる。青年は信じられないことに、床から10センチほど浮いていた。現実を直視したくない辰彦に対し、青年の幽霊は「自分の死体を探して欲しい」と懇願してくる。今、追っている事件に関わりがありそうな予感から、気が乗らないながらも引き受ける辰彦。ぬいぐるみのクマの中に入りこんだ幽霊・恵と共に死体を探す辰彦だったが…。

【あらすじ・感想など】
捜査一課の刑事・蓮見辰彦の前に突然現れた青年は、床から浮いていた。
その幽霊・嬉野恵は、唯一自分を見る事が出来る辰彦に、どこかにある自分の死体を探して欲しいと頼んできた。
ちょうど捜査をしていた連続バラバラ殺人事件と関わり合いがあるのではないかと、戸惑いながらも恵を受け入れ死体を探す事になる。
亡くなった弟の遺品であるクマのぬいぐるみに入った恵を連れ、辰彦は恵の周辺を探り始めるのだが…。
という、幽霊と刑事の話。
幽霊ものですがタイトルからも分かるようにホラーではありません!
事件が起こりつつも全体的にはかわいい雰囲気です。
35歳のくたびれぎみの刑事が、幽霊の取り憑いたクマのぬいぐるみを抱えて事件追いかけるというラブコメ。
とは言え、幽霊なので切ない側面も出てきます。
幽霊の恵に頼まれ、どうしようもなくという感じで一緒にいた辰彦ですが、当然のことながら恵の本体を見つけるという事は、それはつまり恵の死を目の当たりにするという事。
一緒にいるうちに親しくなり、生きていた頃の不自由さを知ったりして恵の人となりに触れていくうちに、辰彦は複雑な気持ちになっていきます。
この心の揺れが程良く盛り込まれいるので、コメディの部分が軽くなりすぎず、読みやすかったです。
幽霊ものなので多少強引な展開もありますが、気にせず楽しめました。
ただ、恋愛要素は少し物足りなかったかな。
恋愛感情に移行する過程が曖昧で唐突。
でも、情がわくのは理解出来るので、恵や事件に対する辰彦の気持ちが変化する流れは違和感ありませんでした。
出来上がった後のふたりの雰囲気があたたかくてよかったです。
恋愛初心者の恵と、年下の恋人のかわいさにやられている辰彦。
どちらもかわいい。

濡れ場は多くないですが、恵の無垢っぷりに萌えました。
無垢な受はエロいですね!
年齢的には大人なのに、社会経験が偏っていて年齢相応の経験をしてこなかったからか、恋愛に関しては真っさらで幼い面もある恵。
素直な反応がかわいくて、辰彦と同じようにいけないことをしているような気持ちになってきました〜。

ところで、事件には恵の家の事情が絡んでくるのですが、そこで登場してきた従兄・天竜と白方が存在感あっていいキャラでした!
恵を大事にしていて辰彦にキャンキャンほえてるような天竜と、優しそうだけど実は策士な白方。
思わせぶりなセリフもあるし、ふたりの関係の行方が気になります!
気持ち的には白方が天竜を喰う感じなのですが、受攻はどっちなんでしょう。
個人的には白方の誘い受、乗っかり受を期待しています!

ということで、幽霊ものです。
ラブコメなのでちゃんとハッピーエンドです!
オチは序盤から匂わされているので驚きはあまりなかったですが、そこが特別重要な話ではないので、お約束展開を楽しむ話だと思います。
多少恋愛要素は物足りなくても、私は幽霊ものも刑事ものも好きな要素ということもあって、特殊な能力で犯人を捜す流れを合わせて楽しめました。
あと、キャラがいいですね!
タイトルのインパクトで手に取った作品でしたが、萌えもぬかりなくあって、期待以上に面白く、続きが読みたいと感じさせられる1冊でした。
スピンオフあるといいなぁ。
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2013.03.23 01:13 | 水壬楓子 | trackback(0) | comment(0)
            












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