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きっと優しい夜 :うえだ真由

4344809661きっと優しい夜 (幻冬舎ルチル文庫)
うえだ 真由
幻冬舎 2013-02-28

by G-Tools

切ない出来事もありますが、読後感は明るかったです。
それにしても、元恋人の裏切りがひどくて怒りが…!
【きっと優しい夜/うえだ真由/金ひかる/ルチル文庫(2013年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
同性にしか恋ができず、初めての恋人に裏切られ仕事を失い、恋に臆病になっている羽根理。今の仕事を懸命に頑張る理を、上司の堂上永貴は厳しく指導しながらも認め、理もまた、永貴を尊敬している。ある日、堂上に食事に誘われた理は、永貴から告白される。理は永貴の告白を受け入れ体を繋ぐが、その代わりにある条件を出し…。

【あらすじ・感想など】
以前働いていた会社で恋人に裏切られ、会社を辞めざるを得なくなった羽根理。
その後苦労して見つけた働き口は、マネキン製作会社の関連会社でショーウィンドウや店舗のデザインをする会社の契約社員。
雇用が継続されるか不安を抱えながらも前向きに働いていた理だが、ある日尊敬していた上司・堂上永貴に告白される。
戸惑いながらも、正社員になるチャンスと引き換えに堂上との関係を受け入れた理だったが…。
という、隠していた過去に苦しむ男の話です。
数年前、同性にしか恋愛感情を抱けないことを隠しながら生きてきた理に初めて出来た恋人は、年上の上司。
けれど、恋人に裏切られ、気付かぬうちに横領の片棒を担がされていた事で会社を辞めざるを得なくなってしまう。
不況に加えそんな経緯があったため、次の仕事はなかなか見つからず、ようやく採用され、作業にも慣れた今の仕事を理は手放したくないと思っています。
そんな時に尊敬している堂上に告白され、断っても辞めざるを得なくなるならと、侮蔑されるのを覚悟で交換条件を出してしまう。
それでも理の条件を受け入れ、気持ちが通じ合わないまま関係を続ける中で、次第に堂上の人柄に惹かれていく理だけれど、惹かれれば惹かれるほどその状況に追い詰められていきます。
告白した相手に、そんな条件を出されたらショックですよね。
好きでも無いのに交換条件で付き合うなんてと思うけれど、思わず言ってしまった理の気持ちは分からないでもない。
今の会社に入るまでの経緯を考えると、苦労の末やっと見つけてやりがいも感じている仕事を手放したくないのは痛いほど分かるので、断っても辞めざるを得なくなるような後がない状況なら仕方がないかもしれない。
恋人がらみで会社を辞める事になるにしても、社会的な立場に影響するような裏切りはきついですよね。
いくら真面目に働いても、「横領」に関わっていたという事が知られてしまったら、信頼や評価なんて一気に吹き飛んでしまう。
もし自分だったらと思うとゾッとします…。
こんなことされたら人間不信に陥りそう。
そして、そんな事をしておいてさらに優しい理に付け入ろうとする元恋人に、本気で腹が立ちました。
終盤、堂上が仕掛けた事態の不祥事を受け、その後どうなったのか気になる。
お前はどこか地方に左遷でもさせられてしまえ…!
ハッ…
すみません、苛立ちで話がそれました…。
告白以降、理と堂上は定期的に会うようになり、身体の関係も続いていきます。
そんな中で、理は堂上の優しさや仕事に対する熱意を身近で感じ、惹かれていきますが、自分が堂上に酷い事をしたという自覚がある理はどんどん追い詰められていく。
自業自得とは言え、苦しむ理の真面目さが切ない。
でも、そんな理だからこそ堂上は好きになったんですもんね。
苦しみながらも、自分の過ちに向き合っていく理がよかったです。
そして、そんな理をちゃんと分かっていた堂上が相手でホッとした。
読んでいるこちらもつらくなってきますが、理の心理描写がしっかりしていて話に入り込みました。
胸が痛いけれど、それだけに気持ちが通じ合ったふたりには感無量。
明るくなった理の表情が見えるようでした。

身体の関係から始まるので、エッチ描写は序盤からあります。
最初は苦しさが勝っていたのに、最後は気持ちも通じて一気に盛り上がってる!
描写がというより、そこまでの心理描写が萌えに繋がっている感じでした。

ということで、うえだ先生の新刊。
私は昔の作品しか読んだことなくて新刊追いかけているわけではないのですが、切なそうなあらすじに惹かれて買ってみました。
重いけれど、心理描写がしっかりしていて面白かった!
本編の後に収録されていた堂上視点の短編が甘くて、読後感は明るいです。
ところで、全体的に重い話に明るさを呼び込んでくれていた脇役のふたりが私は気になるのですが!!
江崎と吉井…このふたり絶対いいコンビになると思う。
スピンオフとかあったらいい!
それぞれ仲がいい堂上と理の関係に気付いて、その熱々っぷりに当てられたふたりが仲良くなったらいい!
期待してますv
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2013.03.21 00:10 | うえだ真由 | trackback(0) | comment(0)
            












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