にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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4048670085それは罪なアナタのせい (B‐PRINCE文庫)
萩野 シロ
アスキーメディアワークス 2008-05

by G-Tools

かわいい中に思いがけず垣間見えた切なさにやられました。
イサク先生の挿絵がピッタリ!
【それは罪なアナタのせい/萩野シロ/夏目イサク/B-PRINCE文庫(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
ナルシストでちょっとおバカな高校生・斉賀。自分よりも恰好イイ下級生・夏木の存在を知り偵察に向かうが、その顔を見る前に階段から転げ落ちてしまう。助けてくれたのは、王子様のように綺麗でキラキラきらめく笑顔の持ち主…こ、これが夏木!?優しく指が触れる感触さえイイと感じて、動悸息切れ目眩に襲われ、眩い笑顔に見惚れてしまうばかりか、愛しいなんて思ってしまった。これってまさか…恋!?書き下ろしつき。

【あらすじ・感想など】
高校2年生の斉賀直哉は、他に好きな人が出来たと言われ彼女に振られてしまう。
その相手は、1年生の夏木昌幸。
容姿にも性格にも自信を持っている斉賀は、自分よりも格好いい男を確認すべく向かった先で誤って転倒し、夏木に助けられた。
思いがけず接近した夏木は優しく、キラキラまぶしい笑顔を向けられ、斉賀はその出会いを切っ掛けに夏木と親しくなっていった。
対抗心は興味に変わり、興味はいつしか独占欲に。
そんな自分の気持ちが恋だと自覚するようになった斉賀だったが…。
という、高校生同士のラブストーリー。
斉賀は顔は格好いいし、性格も優しいので女の子にはそこそこもてます。
でも、本人は自分に自信を持っているけれど、単純な性格なので思い込みで突っ走ったり、考えている事が顔に出て隠せなかったり、ちょっと残念な愛すべきお馬鹿さんなのです。
そんな斉賀がライバル心燃え上がらせて顔を見に向かった先で、その相手・夏木に一目惚れしてしまう。
明らかに挙動不審でお馬鹿な斉賀に対して、嫌な顔せず優しい夏木。
自分の容姿が周囲の女の子の心を動かしてしまう事を知っている夏木は、面倒な事にならないようどの子とも距離を置いて接しているのですが、斉賀は男だし、分かりやすい性格なので親しくなっていきます。
斉賀の言動を見れば周囲の友人たちが気付くくらい、あからさまに夏木に好意を向けているんですけどね。
序盤は一見斉賀の方がクセのある性格に感じますが、むしろ夏木の方が困ったちゃんなのでは…と、読み進めていくと気付きます。
優しいけど、のれんに腕押しな性格なので夏木の本心が掴めない。
他人と距離を取っているのに、親しくなると一気に距離を縮めてきて(not恋愛感情)、しかも泣いている相手にキスをする習慣(not恋愛感情)があるという…。
好意を寄せている相手にはたまったもんじゃないですよね。
翻弄させられている斉賀が、強硬手段に出るのも仕方ない!
不器用だけど一生懸命な斉賀がかわいかったです。
しかし、斉賀が本当に振り回されるのは、そんな強硬手段からエッチをする関係に至ってからでした。
夏木は優しくて、エッチもする仲だし、望めば応えてくれる。
でも、夏木は自分から動かないし、聞かないと自分の事を話さない。
そうなったのは子供の頃から望んだ以上に好意を向けられ続けたからなんでしょうが、「情緒発達不良の王子様」と言われてしまうくらい天然です。
そんな夏木に斉賀はどんどん寂しい気持ちがふくらんで、好きだからこそ限界を迎えてしまう様子が、見ていて切ない。
夏木の態度は極端だけど、でも、こういう人実際いますよね。
仲良くしていると思っていても、いつも自分から誘っていたり、いつも自分からメールしてる事に気付いて「あれ?」っとなった経験、私はあります。
恋愛に限らず、友人関係でも自分に関心を示してくれない人といるのは寂しい。
自分だけが一生懸命なのは虚しい。
同じくらいとは言わなくても、時には相手に望まれたい。
私は斉賀タイプなので、気持ちが痛いほど分かってつらくなってきました。
考えた事が顔に出て突っ走っていくタイプの斉賀と、優しいけど自己主張の少ない夏木のカップルは、一見すると相手に対する気持ちの重さのバランスが極端に斉賀に傾いているように見えます。
でも、実際は夏木もちゃんと斉賀の事を大切に思っているのだと分かって、ホッとしました。
最後に収録されている夏木視点の短編で、さらにそれを感じられてよかったです。
夏木は無自覚天然小悪魔だけど憎めないなぁ。

エッチもよかったです!
何と言っても、斉賀が自ら押し倒して初エッチに持ち込む展開がいい。
そして夏木を好きな自分の気持ちと、抱いてもらえたという幸福感、そして肉体的な快感に翻弄されていく斉賀がかわいくて仕方ない。
ラブっとしたエッチも好きですが、不安な気持ちを抱えながら、自分が必要とされている事を確認するようなエッチも萌えます。
そして夏木も、淡泊そうに見えてちゃんと雄でした!
イサク先生の挿絵が予想以上に大胆でドッキドキ!

ということで、高校生同士のかわいいドタバタラブコメで終わるかと思いきや、予想外に切ない胸の痛みを味わされた作品でした。
微笑ましさと切なさのバランスがすごくよかったです。
そしてキャラも魅力的!
ツンツンしているのに、実は一途で健気な斉賀がかわいかった。
困った人だけど憎めない夏木と、これからも喧嘩しつつ悩みながらも、上手くやっていくんだろうなぁ。
ところで、友人の遠野と宮田はどうにかならないの?
気になって仕方ないんですが!
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2013.01.12 15:20 | 萩野シロ | trackback(0) | comment(0)
            












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