にゃんこのBL徒然日記

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地角の衆生 :栗城偲

4829625422地角の衆生 (プラチナ文庫)
栗城 偲
プランタン出版 2012-12-12

by G-Tools

妖怪もの好きなのですごくワクワクしながら読みました。
もっふもふなミナヅキ先生の挿絵もピッタリ!
【地角の衆生/栗城偲/ミナヅキアキラ/プラチナ文庫(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
夜ごと仲間を探して啼いていた鵺は、人間に脚を射られてしまう。ところがその人間・寛慶は、痛みと怯えで泣きじゃくる鵺を見ると家へ連れ帰り、手当てをしてくれた。寛慶は鵺を厭わなかった。そばにいて、触れてくれる。ずっと欲しかった温もりが嬉しくて、鵺はこれからも寛慶と一緒にいたいと思う。そして、寛慶もまた癒えない寂しさを抱いていると知り、思わず彼を抱きしめて…。

【あらすじ・感想など】
異端の存在である妖・鵺には、親も仲間もいない。
唯一付き合いがある雷獣の迅雷にきつく止められながらも、同じ「鵺」を探すため里に下りた鵺だったが、人間に狩られてしまう。
しかし、罠を仕掛けた人間・寛慶は鵺の姿を見て興味を持ち、怪我をした鵺は退治されることなく助けられ寛慶と共に暮らすことになった。
柚丸と名付けられた鵺は、次第に寛慶を大切に思うようになり…。
という、人間と妖怪の話。
舞台は鎌倉時代辺りの設定です。
「鵺」は頭は猿(ここでは人間)、身体は狸、尻尾は蛇、手足は虎という妖。
無から生まれ常にひとりしか存在しない鵺は常に孤独です。
寛慶も様々なしがらみが原因でひとり孤独に僧として生きている男で、ふたりは一緒に暮らすうちに互いの存在に癒されていく。
そして、親愛の感情が恋愛へと発展し、番になる事を誓い合います。
関係の変化はすごくシンプル。
鵺と寛慶の短編2本と、迅雷と寛慶の友人・実道の短編1本が収録されています。
最初の、出会いから番になるまでの短編は昔話や民話のような雰囲気でした。
民話だと、一緒に暮らした人ならざる者と夫婦になる展開は珍しくないですよね。
これはBLなので、鵺は雄で、男同士の夫婦になりますが。
自分の居場所を見つけられずにいたふたりが、互いに必要とし合い、癒されていく様子に心があたたまりました。
2本目の短編は、番になったふたりが身体を繋げるまでの話。
嫉妬の感情や夜の営みについて無知な鵺が、無自覚に寛慶を振り回しています。
そもそも、恋愛という感情を知らないので、寛慶に対する「好き」が迅雷に対するものとどう違うのかハッキリ自覚していないんですよね、鵺は。
まさかそこまで何も知らないとは思っていなかった寛慶は、鵺の行動に苛立ち、つい八つ当たりしてしまったりしちゃうわけです。
寛慶、大変だ…。

しかし!そんな知識のなさが、萌え的には美味しいのです!
初物ですよー!
しかも精通を攻の手で迎えるんですよーー!
まっさらな雪原に足跡を残す快感(笑)
初めて与えられる快感に翻弄されている受に萌え。
そしてそんな受に鼻血出そうな勢いで興奮している攻にも萌え。
人外モノだからこそ出来るショタ風味エロ万歳!!!
鵺は幼いけど生きている年数はきっと同じくらいの外見の人間よりは長いだろうし、学校に行っているわけでもないので、年齢の設定がない。
人間で言うと中学生くらいの印象です。
ここ数年条例云々でなかなか幼さの残る受に出会えないので、幼い受とか体格差に萌える私は大興奮でした。
何度も読み返してしまった(笑)

萌えポイントその2・もふもふ!
鵺の身体は狸で手足が虎なので、当然もっふもふな身体なのですよ!
寛慶にお腹をわしゃわしゃされていたり、すり寄って甘えたり、文字の表現だけでもそのもふもふ具合に癒されましたが、挿絵が素晴らしすぎてさらに悶えました。
こんな鵺を思う存分触ることの出来る寛慶が羨ましくて仕方ない!
手足が太くて、ライオンや虎の子供みたいですね。
お腹を見せて甘えている鵺がかわいいー!

最後に収録されている迅雷と実道の話も面白かったです。
色恋沙汰では全くないですが、お互いに興味は持っているので、スピンオフがあったら面白そうだなぁと思いました。
特に、迅雷は人間に対してトラウマがあるので、強気の裏で脆さを抱えているんじゃないかと想像するとワクワクさせられます。
この後何かあったらいい!

ということで、栗城先生の新刊はもふもふな妖怪もの。
妖怪と人間が交流する話はBLに限らず大好きなので、そこに萌えが加わり、転げ回りそうな気持ちでした。
それに加え、大好きなミナヅキ先生の挿絵が作品の世界観にピッタリで萌え倍増!
鵺の無邪気な雰囲気ともふもふ具合に和み、寛慶の野性味溢れる姿にドキドキさせられ、迅雷のクールビューティっぷりにスピンオフへの期待がふくらみました。
挿絵でミナヅキ先生の画を見るのは初めてですが、これからもあるといいなぁ。
表紙も口絵も挿絵も舐め回すように堪能させていただきました!
萌えも存分に味わえて、大満足です。
寛慶の過去はいろいろありそうだし、何より、鵺のかわいさをもっと味わいたいので、続編希望!
迅雷と実道のスピンオフも読みたいです!
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2012.12.24 19:18 | 栗城偲 | trackback(0) | comment(0)
            












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