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アウトフェイス :英田サキ

4199006907アウトフェイス ダブル・バインド外伝 (キャラ文庫)
英田 サキ
徳間書店 2012-11-27

by G-Tools

「ダブル・バインド」のスピンオフ、新藤と忍の話です。
ツンとしてるのに健気な忍がかわいい…!
【アウトフェイス/英田サキ/葛西リカコ/Chara文庫(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
極道の一大組織である東誠会三代目を、凶暴な狂犬が狙っている!?会長となった新藤の愛を受け入れ、本宅で暮らし始めた葉鳥。ところが襲名を逆恨みする元舎弟の稗田が、新藤の命を狙うと予告!!「新藤さんに何かあったら殺す」心配で焦燥を募らせる葉鳥は行方を追って奔走するが!?極道の愛を得て成長した葉鳥の覚悟が試される!!若き日の新藤と葉鳥を描く「名もなき花は」も同時収録。

【あらすじ・感想など】
『アウトフェイス』
新藤隆征が東誠会の三代目となり、本宅で暮らす事になった葉鳥忍。
忍が大怪我をした事件によって、新藤を愛しながらも一線を引こうとしていた忍は、新藤の愛を受け入れ逃げないことを決めた。
しかし、新藤との関係は順調なのに、忍の心は不安定なまま。
新藤の愛娘・葉奈に対する感情を、忍はうまくコントロール出来ずにいて…。

「ダブル・バインド」のスピンオフです。
本編終了後の話で、本編未読の方にとってネタバレになるエピソードになっているのでご注意下さいませ。

愛人という立場ではあるものの、本妻・美津香を既に亡くしている新藤にとっては唯一のパートナーである忍。
忍の気持ちは揺るぎなく新藤に向かっていて、忍に新藤の愛情も確かなのに、忍の心は未だに落ち着きません。
その原因は新藤の娘である葉奈。
新藤と亡き妻・美津香の子供である葉奈が、実は忍と美津香の間に出来た子供であった事を事件後に知った忍は、葉奈に対する感情を整理出来ないままでいます。
葉奈のことを愛しているのに、自分の血が流れている存在を厭わしく思い、そんな自分を嫌悪する。
忍は家庭環境に恵まれず、愛されずに育って来たので、自分の存在を否定する気持ちをずっと持っています。
新藤と出会って、愛することも愛されることも知ったのに、未だに自分を肯定できないでいる。
忍はその問題を認識しながらも、どうしていいか分からないままもがいています。
でも、自分の醜さに苛立ちながらも向き合おうとするのは、新藤と葉奈との生活を大切に思っているからなんですよね。
そもそも、以前の忍だったら、新藤との関係は続けても本宅で一緒に暮らしてはいなかったんじゃないかな。
忍は、自己嫌悪に陥っても頑張って前を向いている。
なんだかもう、忍が愛おしくて仕方ない!
表向きはチャラチャラして軽口をたたいているけど、それは弱い自分を見せないためでもあるんですよね。
でも、素直になれない自分に益々自己嫌悪。
新藤の前では甘えたりして以前よりも確実に丸くなっているけど、そう簡単に自分を変えられないのは当然。
そんな忍を見守る新藤がいいですね。
新藤以外にも、ちゃんと忍の周りには理解者がいるし。
意地を張っていても、自分と、愛する人たちの幸せを感じられるようになった忍の姿に、安心しました。

今回の事件、ターゲットに対する忍の感情がが怒りじゃなく悲しみだったのが印象的でした。
ここでかなり話に深みが出たように思います。
忍の心の問題は簡単に解決出来るものではなくて、それをどう解決して話をまとめるのかなと思いながら読んでいましたが、無理なく納得出来る形でした。
その流れで、最後新藤の言葉はすごく効いた。
忍と一緒に私も胸を撃ち抜かれました。
なんだよもー!新藤さんかっこいいよーー!

『名もなき花は』
まだ美津香が生きていた頃、新藤と一緒に暮らしながらも愛人候補のままだった忍が正式に愛人になるエピソード。
瀬名との過去や、美津香のその後の事を知った上で読むと、新藤と美津香の言動にいろいろ感じさせられますね。
新藤は新藤で乗り越えてきたものがあり、忍と今の関係に至った背景には、忍が感じている以上に新藤の想いが詰まっていました。

--
ということで、「ダブル・バインド」のスピンオフ!
本編で存在感ある脇カップルとして登場し、大活躍していた新藤と忍の話です!
瀬名と上條のカップルも好きですが、同じくらい新藤と忍も好きでその後が気になっていたので、ワクワクしながら発売日を待っていました。
ふたりの関係が本格的に始まった過去の話と、本編のその後の話。
2話とも短い中に内容がギュッと詰まっていて、最後は胸一杯になりました。
そして、ふたりの関係も好きですが、疑似家族(いや、疑似じゃない?)要素も好きなので、葉奈や組員含めた世界観全体が好きです。
葉奈が成長してどうなるのか気になる〜。
10年後くらいを垣間見たい!葉奈視点で!
ところで、私、オラオラ系とかチンピラみたいなキャラは苦手なのですが、忍はそんな外面とは裏腹な健気さに萌えツボ掴まれました。
元野良で拾われてからも警戒しまくりな猫が、素直に甘えて来ないけど実は飼い主一筋みたいなところに萌え。
で、今回ようやく飼い主の膝で甘えるようになって、そんな姿にさらに萌え。
まぁ、早い話ツン度高めのツンデレが大好きなわけで、萌えが苦手意識を凌駕した結果、忍に嵌まりました。
忍かわいい。
そして新藤さんかっこいい。

本編のカップル・瀬名と上條もちらりと登場していました。
忍の側から見ると、瀬名の恐妻っぷりが分かりますね(笑)
上條さん尻に敷かれすぎ!
でもそんな瀬名の中身も健気でかわいくて、私はやっぱりツンデレ好きだなと改めて思いました。
こうしてスピンオフ読むと、上條と瀬名のその後のラブっぷりをもっと見たくなりますね!
「ダブル・バインド」、続編が読みたいです。

■シリーズ
「ダブル・バインド (1)」
「ダブル・バインド (2)」
「ダブル・バインド (3)」
「ダブル・バインド (4)」

■スピンオフ
「アウトフェイス」 新藤×忍

ダブル・バインド (キャラ文庫) ダブル・バインド 2 (キャラ文庫) ダブル・バインド3 (キャラ文庫)
ダブル・バインド4 (キャラ文庫) アウトフェイス  ダブル・バインド外伝 (キャラ文庫)

■ドラマCD
Chara CD Collection ダブル・バインド Chara CD Collection ダブル・バインド2
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2012.12.08 18:33 | 英田サキ | trackback(0) | comment(0)
            












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