にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

恋とは呼べない (3) :町屋はとこ

4799712136恋とは呼べない 3 (ビーボーイコミックス)
町屋 はとこ
リブレ出版 2012-11-09

by G-Tools

ようやく…!
焦れったかったけれど、穏やかであたたかい読後感でした。
【恋とは呼べない (3)/町屋はとこ(原作:榎田尤利)/BBC(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
過去の恋愛の傷を、互いの力を借りて乗り越えた英と淳平。大切にしあう幸せな毎日は、あまりに過去の苦しい恋愛と違っていて、お互いへの想いが「恋」と気づくのに遅れてしまう。二人は、相手に別の恋人が居ると勘違いし、片恋に苦しむが…。
―思い知った 彼でなければ だめなのだ― 最高のハッピーエンド、珠玉のコラボ作。


【あらすじ・感想など】
一緒に暮らす淳平に惹かれている事を自覚した英。
一方、淳平も英に対する感情に気付いたが、橘高と抱き合う英を目撃し、付き合っているのだと誤解してしまう。
傷心の淳平は「サガンと付き合っている」と嘘の理由で英の部屋を出て、事情を知っているサガンのマンションに居候する事になるのだが…。

一応改めて説明すると、このシリーズは町屋先生作画・榎田先生原作のコミックスと、榎田先生の小説で成っているシリーズです。
英と淳平カップル側の話であるコミックスサイドと、橘高とサガンカップル側の話であるノベルスサイド、ほぼ同時進行の時間軸で展開していて、両方読むとすべての状況が分かるように構成されています。
コミックスだけでも話は繋がっているので問題はありませんが、両方読むと見えなかった部分が補完されるのでより面白いです。
是非小説の方もどうぞ!
今回の私の感想はノベルスサイドも読んだ上での感想なので、コミックスでは収録されていない部分が反映されていることがあります。ご了承ください。

いろいろ乗り越えてようやくお互いへの気持ちを自覚したのに、まさかのすれ違いが起こった所で終わった前巻。
誤解が解消されないまま、英と橘高、淳平とサガンが近づきます。
相性は悪くないので、一緒にいることに苦痛は感じないし、楽しくも思う。
でも、それは本当に求めている相手ではないので、4人とも悩むことに。
英と淳平の場合、橘高とサガンのような複雑な問題が残っているわけではないのですが、それでもこの離れている期間があったことで、相手を求める気持ちが高まっていきます。
橘高とサガンがいなかったら、ふたりの関係はもっと早く、簡単にうまくいっていたのかもしれない。
でも、出会った事によっていろいろと面倒なすれ違いが起こったりしているけれど、その出会いがあったからこそ過去の傷や自分が求めているものを見つめる事が出来たんだろうなぁと思います。
それにしても…。
すれ違っている事を知っている状態で読んでいるのでこの展開は当たり前のように感じるけれど、改めて考えると、よく4人とも流されずに踏みとどまりましたね。
元々ゲイじゃない淳平はともかく、自分が英の立場だったら橘高の優しさに流されてしまいそう…。
まぁ、昔の英ならどうなるか分からないですが。
英も淳平も、いろいろな経験をしながら着実に成長しているのが感じられて、そこがこの話の面白さの一端だと思います。
過剰な前向きさは他人事に感じられてしまうけれど、年相応の、落ち着いた中にある前向きさに、読んでいて自然と元気づけられました。

そして、ようやく…ようやくふたりのエッチシーンがキターーー!
長かった。
なんという焦れったいふたり。
台所と6畳一間の狭いアパートで一緒に暮らしていて、よく我慢出来たよね!
ヘタレすぎですね!
焦らされたからか、初エッチが読んでいてなんだか恥ずかしくなりました(笑)
翌朝のいちゃいちゃシーンが好き。
ちなみに、『恋とは呼べない』の本編ではエッチに辿り着いてません…。
後日談的な感じで初エッチエピソード『恋になれたら』が続きであって、ここまでが雑誌掲載分。
私は雑誌読まないので、最終回の時点で「エッチしてなかった!」という友人の感想を聞いて、マジかー!となっていました。
その後その部分も掲載されたと聞いて安心したものの、コミックスで読むまで実は少しドキドキしていた私。
無事読めて、書き下ろしの寝起きいちゃいちゃも堪能できてよかったです(笑)
書き下ろしにはこの英と淳平のいちゃいちゃエピソードと、橘高とサガン+やきのりの日常の一コマ、そして4人揃った短いエピローグが収録されています。

ということで、「恋とは呼べない」が3年かけて完結しました。
コミックスでこんなにじっくり恋人になるまでが描かれるのは多くないですよね。
英と淳平の話だけだったら、ここまで丁寧に描かなくてもいいんじゃないかという気もしますが、ノベルスサイドのふたりの話との相互作用を考えたらこのくらいがちょうどいいのかも。
私はコミックス派なので待つ時間が長くて大変でしたが(笑)
穏やかで胸があたたかくなる読後感でした。
面白かった!
やきのり(猫)が何気に重要なポジションでしたね。
癒されました。
実際は1年経ったらもっと成長しているだろうと思いますが、そこは創作の中の事なので!
いつまでも子猫なのが羨ましい(笑)

■リブレの特集ページ
http://www.b-boy.jp/hotnews/renai/

■シリーズ
コミックスサイド:淳平×英 / 町屋はとこ(原作:榎田尤利)
「恋とは呼べない (1)」
「恋とは呼べない (2)」
「恋とは呼べない (3)」

ノベルスサイド:橘高×サガン / 榎田尤利(挿絵:町屋はとこ)
「愛とは言えない (1), (2)」
「愛とは言えない (3)」
「愛とは言えない (4)」

恋とは呼べない 1 (ビーボーイコミックス) 恋とは呼べない 2 (ビーボーイコミックス) 恋とは呼べない 3 (ビーボーイコミックス)



愛とは言えない〈1〉 (ビーボーイノベルズ) 愛とは言えない 2 (B-BOY NOVELS) 愛とは言えない 3 (B-BOY NOVELS) 愛とは言えない4 (ビーボーイノベルズ)
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2012.11.27 01:35 | 町屋はとこ | trackback(0) | comment(0)
            












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