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BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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4864420602キャッスルマンゴー(2)(完) (マーブルコミックス) (MARBLE COMICS)
小椋 ムク 木原 音瀬
ソフトライン 東京漫画社 2012-09-30

by G-Tools

続きを待っていました〜。
同時発売の小説「リバーズエンド」を併せて読むのがいいと思います!
【キャッスルマンゴー (2)/小椋ムク(原作:木原音瀬)/マーブルコミックス(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
花火大会で女の子と一緒の万を見かけて以来、十亀は万と距離を置くようになる。突然そっけなくなった十亀に不安を募らせる万だったが、そんな折、母が病に倒れてしまう。家計に悩みこっそりとラブホテルの営業をするが、素行の悪い客のせいで大切なホテルが焼けてしまい―!? 互いを思う気持ちが大きいほどにすれ違ってしまう不器用な二人の物語、感動の完結!

【あらすじ・感想など】
始まりは偽りだったけれど、一緒にいるうちに本当の恋愛感情が芽生え始めた万。
十亀との距離も次第に近づき、そんな自分の気持ちに戸惑いつつもキスを受け入れるようになっていく。
けれど、万が女の子と一緒にいるのを見た十亀は、万の将来を思い身を引こうとし、そっけない態度を取るように。
そんな十亀の態度に寂しい気持ちを募らせていた矢先、母が病気で入院することになり、万は金銭的にも精神的にも追い詰められていくのだが…。
という、万にトラブルが襲いかかる展開。
元々経済的に苦しかった生活が、母の入院により高校生の万と弟の悟しかいなくなってしまったので、ラブホテルの経営も出来なくなり、暗雲が立ちこめます。
親類との縁もうすいので、信頼し、相談できる大人が万の周りにはいません。
自分がしっかりしないと!と、真面目な万はひとり頑張ろうとするものの、所詮高校生、家事は出来ても経済的な問題はどうにもならない。
しかも、心を開きかけていた十亀には避けられ、それなのに悟とは接触しているのを知ってしまう。
孤軍奮闘する万の心はどんどん消耗していきます。
無力な自分に苛立ったり悲しんだりする万は、見ていてつらい…。
真面目で、甘えるのが苦手な性格だから頑張り過ぎちゃうんですよね。
何をそこまでと思うかもしれませんが、私も長子なのでその気持ちは分からないでもないなぁと思って読んでいました。
分かるからこそもどかしいのですが。
一生懸命すぎて上手くいかず苛立ったり、凹んだり、泣いちゃったり。
十亀に対する恋愛感情と生活に心が振り回されている万が、切ないけど年相応で微笑ましく思えてきました。
そして、事情を知った十亀が、そんな万の性格を分かっていて、万が受け入れやすい形で手助けしようとする姿がよかったです。

しかし十亀…。
そうした優しさを見せながらも、万の想いを何だかんだ言って受けとめようとしない十亀は、相手に対しても、自分に対しても、正面から向き合うことはなかなかしてくれません。
臆病なんですよね。
十亀がどうしてこんなに弱気なのか、好きなものに対しても執着しようとしないのか、どうして悟に優しい視線を送っているのか。
現在の十亀の心理において過去がすごく関係しているのですが、このコミックスではそこは深く掘り下げられていません。
同時発売の小説「リバーズエンド」には、十亀の過去の話と、この「キャッスルマンゴー」のその後、付き合い始めてからの話が収録されています。
そちらは全編十亀視点。
コミックスは万を中心にして描かれているので、コミックスだけだと私は十亀の気持ちの変化の描写に少し物足りなさを感じていたのですが、ノベルスの方を読むと十亀の人物像が分かって、いろいろ納得させられました。
コミックスを再読すると見えなかった部分が見えてくる。
十亀がやさしかった理由が分かって切ない。
このコミックスのラストの時点では十亀自身まだ自覚していない部分もあるのですが、万に向ける優しい視線がすべてを物語っていますよね。
その表情に胸がいっぱいになりました。

ということで、キャッスルマンゴーの完結巻でした。
と言っても、このコミックスだけでは本当の完結ではありません。
是非同時発売の「リバーズエンド」も併せて読むことをオススメします。
コミックス→ノベルス→コミックス再読、が個人的にはベストだと思います!
1巻の感想でも書きましたが、ムク先生のあたたかい雰囲気のある作風を残しつつ、木原先生の原作が付いたことでキャラもストーリーも軸がしっかりしていて、コラボのいいところが出ている作品でした。
そして、ムク先生の画は受がちゃんと男の体型だけど男臭すぎなくていいですね!
年齢的に非力だったり未熟だったりもしますが、万のしっかりした性格が伝わってきました。
十亀の優しい表情もいい!
ノベルスの方の感想は後日上げますが、総合してとても面白い作品でした。

■シリーズ
コミックス
「キャッスルマンゴー (1)」
「キャッスルマンゴー (2)」
ノベルス
「リバーズエンド」

キャッスルマンゴー 1 (MARBLE COMICS) キャッスルマンゴー(2)(完) (マーブルコミックス) (MARBLE COMICS)  リバーズエンド (Holly NOVELS)
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2012.10.13 01:13 | 小椋ムク | trackback(0) | comment(0)
            












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