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500年の営み :山中ヒコ

4396783221500年の営み (Feelコミックス オンブルー)
山中ヒコ
祥伝社 2012-07-25

by G-Tools

ヒコ先生らしい話で面白かった!
ジワジワ胸にきます。
【500年の営み/山中ヒコ/onBLUEコミックス(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
ずっと想いを寄せていた同級生・太田光と、お互いに進学のため地元を離れていたある日再会した山田寅雄。
親同士がライバル関係だった地元では素直になれず反発ばかりしていたけれど、ようやく気持ちを伝える事が出来て、手に入れた幸せな時間。
けれど、光は突然の事故で亡くなってしまう。
絶望した寅雄は、自ら命を絶つのだが…。

という、そんな吃驚する展開で始まるこのお話。
この光との関係は前振りで、話の中心になっているのはその先の未来の出来事です。
ビルから飛び降りた寅雄が目覚めると、そこは250年後の日本で、光にそっくりなアンドロイドが側にいた。
自殺した寅雄は両親の意向で仮死状態で眠り続け、ある条件が揃った事で目覚めの時が訪れます。
でも、そこはもう両親も友人もいない世界で、そのアンドロイド・ヒカルの存在だけが過去と現在を繋いでいる。
当然のことながら寅雄は戸惑い、そして光のようで光ではないヒカルに苛立ちや切なさや寂しさが募っていきます。
どうにもならないと分かってはいても、ヒカルに八つ当たりしてしまったり。
アンドロイドなのに不器用で、それでも一生懸命真っ直ぐな気持ちを向けてくるヒカルに、寅雄は徐々に癒されていくのですが…。
ヒカルに対する気持ちが何なのか、ヒカルがいなくなって気付く寅雄。
そこから、ヒカルを探す旅が始まります。
タイトルにあるように、500年。
その間の寅雄の気持ちの変化がいいですね。
ジワジワ胸にきます。
ヒカルが完璧なアンドロイドだったらきっと寅雄は生きる事に対してもっと無気力だっただろうし、恋にも堕ちていなかったんじゃないかな。
世界観は大掛かりな(?)ファンタジーで、展開も大胆なのに、全体の印象は静かな印象でした。
バッドエンドではないけれど、すんなりとハッピーエンドにもならないところがヒコ先生らしい。
BLだと両思いになってラブっとしているところが〆みたいになっている事が多いように思いますが、ヒコ先生の漫画はそういう意味では寸止めなんですよね。
BLだけどニアホモっぽい。
だからこそ余計にシンプルな心理描写が引き立っていました。

上手く言葉に出来ないのがもどかしいし、こんなひと言でまとめてしまうのもどうかと思うのですが、とにかく面白かったです。
萌えとかではなく、漫画としてとても面白い。
ヒコ先生の個性が存分に生かされている1冊でした。

清水玲子先生の「竜の眠る星」が好きだったのですが、なんだか久しぶりに読み返したくなりました。
アンドロイドだから?
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2012.08.11 12:59 | 山中ヒコ | trackback(0) | comment(0)
            












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