にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4832287958茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ (花音コミックス)
麻々原絵里依 (原作:遠野春日)
芳文社 2012-03-29

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コミカライズもついに完結。
寂しいですが、ここまで読む事が出来て嬉しかったです!
【茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~/麻々原絵里依(原作:遠野春日)/花音コミックス(2012年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
2巻と同様に、話自体の感想は原作の方にあるので(下記参照)、コミカライズによって感じた事を中心にした感想になっています。

『彼と浴衣と線香花火』
祖母の七回忌のため、久しぶりに実家に帰ることになった庭師。
だが、地元の空港に降り立つと、そこには何故か茅島氏がいて…。

視覚的にこのエピソードを見ると、ふたりの距離や視線はどこからどう見ても恋人同士なのが益々伝わってきて、見ているこっちがドキドキしちゃいました。
そして庭師が茅島さんの頬を打つシーンは、話を知っていて展開が分かっていてもドキッとしてしまいましたよ!
妹の倫子が気付いているけれど、これは気付かない方がおかしいですよね…。
私はどちらかというと好意的な方向で倫子がスルーしたのだと思っていたのですが、倫子についてはハッキリと決着しないまま終わっていました。
原作を読み返してみるとその通りだったので、私の脳内で変換されて勝手に思い込んでしまっていただけだったわけですが。
その辺り、後日談でちょっとしたフォローがあるとホッと出来たなぁと思いました。
それにしても、浴衣の茅島さんがエロいですね…!!

『すれ違い』
夏の終わり頃から、茅島氏の様子がおかしい。
避けられている気配に加え、突然見ず知らずの男に送られてきたりする。
ついに別れの時が来たのだと庭師は感じるのだが…。

茅島さんに隙がありすぎてハラハラしてしまう…!
庭師の過剰な心配に納得です(笑)

『Anniversary』
いつもは夜会に出かけているクリスマスイブ。
でも、今年は庭師と一緒に家で過ごす。
茅島氏はその日のためにある探し物をしていたのだが…。

ついにプロポーズ!
抱き合うふたりを執事と使用人が見守っている様子を普通にスルーしちゃいましたが、よくよく考えるとすべて知られているって事で…。
でもまぁ、エッチして迎えた朝に執事がふたりにコーヒー運んでくるくらいだから、その状況を恥ずかしがるのは今更ですね(笑)

『茅島家の執事は銀器を磨く』(書き下ろし小説)
執事の波多野が見守ってきた茅島家への思いを語る話。
2巻では小泉視点で語られていましたが、今回は茅島さんを子供の頃から見ている波多野の視点です。
誰よりも長い間側で見守ってきた波多野にとっては、「主人の幸せ」の前には些細なハードルは問題になりません。
例えそれが一般常識とは違っていても、全力でサポートするのが波多野の望み。
それは波多野だけでなく、使用人たちも同じように思っているからこそ、茅島さんと庭師の関係が上手く続いているんですよね。
茅島さんも、そんな周囲の人たちを信頼してる。
波多野の回想によって、改めて茅島さんが見守られている事を感じられて胸があたたかくなりました。

--
ということで、プロポーズ編には原作3巻の内容が収録され、コミカライズもついに最終巻となってしまいました。
相変わらず茅島さん可愛い…!!
既刊の感想にも書きましたが、「茅島氏の優雅な生活」はコミカライズされたことでその魅力がより大きくなった作品だと思います。
無口で無表情で一見何を考えているか分からないような茅島さんですが、表情や仕草のちょっとした動きによって、実は感情がストレートに出ている。
打算などはないので、気持ちはいつもシンプル。
とは言っても、思考の繋がりが少し人と違っているので、すぐには気持ちを理解されなかったりしますが(笑)
茅島さんのその透き通った心が、周りの人たちを惹きつけているんだろうなぁということが、視覚的に見る事で益々伝わってきます。
淡々とした表情が笑顔になったり、困って首をかしげたり、悲しそうにしていたり、恥ずかしがっていたり、表情ひとつひとつがとても可愛い!
そして庭師の方も、思っていたより気持ちの変化が慌ただしくて、原作よりも人間味が感じられる気がします。
茅島さんにベタ惚れですよね(笑)
いつも側にいたいと願っているのは、茅島さんだけじゃなく庭師も一緒なんだなと、茅島さんの言動に振り回されながらもその度に想いを深めている庭師を見て改めて感じながらこの巻を読み終わりました。
ところで、茅島さんのモノローグはほとんどないんですね!
全然気にせず読んでいたけれど、確かにない。
だからこそこの独特の雰囲気が再現出来ているのかと、あとがきを読んで今更ながらに気付き、納得しました。
コミカライズでこの作品を知ったのが2009年。
その後新装版で出た原作を読んで嵌まったこの作品ですが、それからもう3年も経つのですね。
ジワジワくる茅島さんの魅力にすっかり心奪われています。
原作も好きですが、麻々原先生の作画によってさらに好きになりました。
面白かったです!!
遠野先生、麻々原先生、ありがとうございました!

■原作小説(挿絵:日高ショーコ)
「茅島氏の優雅な生活 (1)」
「茅島氏の優雅な生活 (2)」
「茅島氏の優雅な生活 (3)」

茅島氏の優雅な生活〈1〉 (幻冬舎ルチル文庫) 茅島氏の優雅な生活〈2〉 (幻冬舎ルチル文庫) 茅島氏の優雅な生活〈3〉 (幻冬舎ルチル文庫)

■リンク小説
「夢のつづき」 茅島さんの担当医である聖司の話

■コミカライズ(作画:麻々原絵里依、原作:遠野春日)
「茅島氏の優雅な生活」
「茅島氏の優雅な生活~英国旅行編~」
「茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~」

 茅島氏の優雅な生活 (花音コミックス) 茅島氏の優雅な生活 英国旅行編(花音コミックス) 茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ (花音コミックス)
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