にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

恋とは呼べない (2) :町屋はとこ

479971080X恋とは呼べない 2 (ビーボーイコミックス)
町屋 はとこ / 榎田 尤利
リブレ出版 2012-02-10

by G-Tools

ノベルスサイド「愛とは言えない」の3巻と一緒にどうぞ。
一体この先どうなっちゃうんだー!
【恋とは呼べない (2)/町屋はとこ(原作:榎田尤利)/BBC(2012年)】



↓ネタバレあり、caution!
―いつの間にか強く抱きしめあっていた―
傍で見守る淳平に支えられて、元彼との別れを選んだ英。忘れたい過去を持つ淳平もまた、英の優しさに救われていた。思わぬ縁で知り合った橘高とサガン&愛猫・やきのりとの、穏やかで幸せで小さなトキメキが詰まった日常…しかしとある事件が…?(表紙裏あらすじより)


【あらすじ・感想など】
平凡なサラリーマン・津森英は、ある雪の日に、猫と一緒に名嘉真淳平を拾った。
一緒に暮らすことになった淳平は明るく優しい若者で、料理がうまい。
失恋で落ち込んでいた英はそんな淳平との生活で次第に元気を取り戻していく。
そんな中、英が仕事の関係で知り合った橘高と、拾った猫・やきのりを飼ってくれる事になった、淳平のバイト先のカフェの常連・サガンが大学の先輩後輩という関係だったと知り、4人は親しくなった。
様々な思いを抱えた4人は、橘高の別荘で休暇を過ごすことになるのだが…。
という展開で関係が進展していく2巻!

先に説明しておくと、このコミックスは榎田先生原作で、榎田先生の書かれている小説とコラボしているシリーズです。
英と淳平カップル側の話であるコミックスサイドと、橘高とサガンカップル側の話であるノベルスサイド、同じくらいの時系列で展開していて、両方読むとすべての状況が分かるように構成されています。
コミックスだけでも話は繋がっているので問題はありませんが、両方読む事で面白さが2倍、いや、それ以上に膨らみます。
是非小説の方もどうぞ!
今回の私の感想はコミックス1巻と同時期に出ている小説「愛とは言えない」の1,2巻を読んだ上での感想なので、コミックス1巻では収録されていない部分が反映されていることがあります。ご了承ください。

1巻でダメ男との関係に終止符を打った英。
淳平のおかげで、気持ち的にもすっかり吹っ切れています。
穏やかな淳平との生活は、英の元々持っていた優しい雰囲気を益々引き出していて、今まで不器用で空回っていた部分のあった人間関係がうまく回り始めてる。
一方、淳平も英との生活にかなり影響されています。
明るい性格の裏で実はかなり重い過去があり、「もう誰も好きにならない」と心に決めていた淳平。
でも、人を好きになるのは理屈なんてなくて、ある日突然英に恋に堕ちてしまった。
ずっと大切な存在ではあったけれど、その気持ちが恋愛感情だと自覚することに。
ただ、そこから前に進む為には、まずは淳平が過去に囚われている心を整理する必要があり、乗り越えるために自ら動き出します。
2巻で淳平の過去が明らかになりますが、これは重いなぁ…。
淳平の憤りは言わずもがなだけれど、死を前にした彼女の気持ちも、そしてもうひとりの人物の気持ちも理解出来るからつらい。
そんな経験があったら、「もう誰も好きにならない」と思ってしまうのも当然。
その状態から淳平が恋に堕ちる過程に無理がないです。
何故相手が男の英だったのか、理屈じゃなくて、スッと理解できます。
相手が女性だったらこうはいかなかっただろうなと思う。
そして、淳平から少し遅れて、英も自分の気持ちを自覚しています。
まぁ、英はちょっと鈍感すぎるところはありますが(笑)
淳平も英も、一緒に暮らしていく中で恋愛感情よりも先に信頼関係が出来上がっていて、その中から相手への好意が自然と沸き上がってくる様子がすごく感じられるので、読んでいてこちらもあたたかい気持ちにさせられます。
もちろんそこには痛みも伴うけれど、二人の関係性がとても心地よい。
しかし、お互いに自覚してこれは問題なく恋人同士になるのかと思いきや……そう簡単にはいきませんでした…。
まさかのすれ違い。
しかも橘高とサガンまで巻き込んでなんだか面倒な事になっている…。
あーもー!!
タイミング悪すぎ!
一体この先どうなるのか、先が気になります。

ということで、榎田先生と町屋先生のコラボシリーズ、第二幕!
前回が2010年末だったので、1年ほど間があります。
小説サイドだけだったらもっと早いペースで出す事は可能なのではないかなと思いますが、コミックスサイドに合わせたペースなのではなかなかすぐには続きが読めなくて待ち遠しい!
でも、待つ時間は長いですが、町屋先生のコミックスサイドもとても面白いので、コラボにする意味はすごくあると思います。
小説の方が文字の情報量は多いけれど、漫画は言葉で説明しない行間の部分や表情から伝わってくるものが大きい。
やきのりの愛くるしさも堪能できますしね!
ちなみに、コミックス2巻の前半と小説2巻の後半が時系列被っています。
コミックスではさらっと描かれているけれど、サガンと淳平がカレーを作る経緯は小説2巻に、別荘でのエピソードは小説3巻に詳しく書かれているので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。
ただ、並行して話が進んでいますが、コミックスの気になる最後の続きは小説でもまだ書かれていないのです…気になる!!
お互いに自覚したのに何故そうなるの!?
コミックスサイドと小説サイドの話の進め方がうまく絡んでいて、こちらの心を捉えるのが上手いなぁ。
話も画も安定していて、安心して読めます。
次で終わるのかな?
また1年ほど先になりそうですが、とても楽しみです!

■リブレの特集ページ
http://www.b-boy.jp/hotnews/renai/

■シリーズ
コミックスサイド:淳平×英 / 町屋はとこ(原作:榎田尤利)
「恋とは呼べない (1)」
「恋とは呼べない (2)」
「恋とは呼べない (3)」

ノベルスサイド:橘高×サガン / 榎田尤利(挿絵:町屋はとこ)
「愛とは言えない (1), (2)」
「愛とは言えない (3)」
「愛とは言えない (4)」

恋とは呼べない 1 (ビーボーイコミックス) 恋とは呼べない 2 (ビーボーイコミックス) 恋とは呼べない 3 (ビーボーイコミックス)



愛とは言えない〈1〉 (ビーボーイノベルズ) 愛とは言えない 2 (B-BOY NOVELS) 愛とは言えない 3 (B-BOY NOVELS) 愛とは言えない4 (ビーボーイノベルズ)
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2012.02.22 01:46 | 町屋はとこ | trackback(0) | comment(0)
            












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