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銀糸は仇花を抱く :神奈木智

4344820320銀糸は仇花を抱く (幻冬舎ルチル文庫)
神奈木 智
幻冬舎コミックス 2010-08-18

by G-Tools

仇花シリーズ第4弾。
これで既刊をすべて読んでしまいました。新刊が待ち遠しいです!
【銀糸は仇花を抱く/神奈木智/穂波ゆきね/ルチル文庫(2010年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
「翠雨楼」で育ち、男花魁として色街で生きている佳雨。
馴染みの客である老舗骨董屋「百目鬼堂」の若旦那・久弥と恋仲になるが、花魁と馴染みという関係は続いている。
しかしある日、久弥の見合い話の噂を聞いた佳雨は動揺を表に出してしまい、楼主に久弥の出入り禁止を言い渡されてしまうのだが…。

恋人同士であっても、久弥に身受けされる事は望んでいない佳雨。
しかし、間夫の存在によって佳雨に悪い影響があるのではないかと危惧している楼主は、佳雨に現実を見ろと諫める。
そんな中、久弥の見合い話に動揺してしまった佳雨は花魁らしからぬ振る舞いで客の不興を買ってしまい、戒めのために楼主によって久弥はしばらくの間出入り禁止に。
今まで何があっても動じない態度でいた佳雨だったが、この事態に今までにないほど動揺してしまい…。
佳雨は、自ら飛び込んだ世界なのだから、自分の力で出て行きたいと思っています。
そうじゃないと胸を張って生きていけない。
だから恋人である久弥に身受けするだけの気持ちや財力があっても、久弥の手を借りようとは思っていません。
久弥もそんな佳雨の覚悟を知っていて、それを含めて佳雨を愛していこうと久弥も覚悟しています。
佳雨は決して久弥の気持ちを疑っているわけではないのだけれど、老舗の骨董屋を継ぐ身である久弥の相手が、男で、身体を売っている自分でいいのか?という葛藤は常に胸にあり、それが今回の「見合い」という切っ掛けによって表に出てしまった。
今までずっと、花魁として表に出ている時は凛とした姿しか見せていなかったのに、それすら出来ないほど動揺してしまった佳雨が新鮮でした。
楼主が心配するのも無理はないですよね…。
一旦そんな所を出してしまうとなかなか切り替えれないのではないかと思うのですが、そこは流石佳雨、ちゃんと腐らず立ち直っています。
もちろんそれには久弥の愛情が不可欠だったわけですが。
この試練が、もっと前、2作目辺りの頃だったらこんなに簡単にいかなかったと思います。
その頃だったら佳雨はきっと自ら身を引いてる。
それが分かるから、今このふたりの間にある繋がりの大きさを実感しますね。
佳雨の心はいつの間にかこんなに久弥が占めていたのだなぁ。
強いだけじゃなく、そうした人間くさい部分が見えてきて、佳雨への愛着がどんどん増していきます。
久弥の大人な落ち着きも格好良かった!
トラブルを乗り越えたふたりの絡みが、描写以上に情熱的に色っぽくて萌えました。

そして、前回から登場している希里が今回もいい味出していますよ!
最初は拾ってきた野良猫のように警戒心いっぱいだったのに、佳雨の世話で毎日側にいるうちに、かなり懐いてきています。
でも、佳雨以外には警戒モード発動!
そんなところがまた可愛いんですよね。
これは水揚げされたらきっと人気出ますよ~。
仕事だから抵抗出来ないけどツンツンした態度は崩さなくて、でもカラダは正直で…って妄想すると悶えます。
で、馴染みになると次第に心を許した態度が垣間見えるようになるとか、それ美味しすぎますから!
凛とした姐さんタイプの佳雨、明るくて可愛い梓、そしてツンデレ猫な希里。
遊廓だと全部をつまみ食いなんてことは出来なくて、誰かひとりを選ばないといけないんですよね…。
3人とも好みすぎて困ります!(ェ?)

ということで、仇花シリーズ第4弾です。
ここまでが現在既刊で出ている作品。
今回も久弥が追う骨董品の話が出て来ますが、今までとは違って佳雨は直接的には関わっていません。
それよりも、久弥の見合いの話に振り回されています。
久弥が佳雨に対して不誠実であるなんてあり得ないので、「見合い」自体には心配はしていませんでしたが、それによって佳雨がこんなに動揺するなんて…。
今までになく弱気な姿を見せられて、益々佳雨を可愛く感じました。
それにしても、この3作目の時点で付き合い始めてから1年くらいしか経ってないんですよね?
年季が明けるまであと6,7年…。
人のお金で買われた自由に息苦しさを覚えるよりも、苦しくても自分の力で得た自由で幸せになりたい。
そんなプライドを貫き通すには大きい代償と負担だけれど、男同士だからこそ対等でいたいという気持ちが強いのは理解できるので、不器用な佳雨の生き様を最後まで見届けたい気持ちにさせられます。
梓も希里も相変わらず可愛いかった!
銀花は…九条と何か進展しないかなぁ?
一瞬恋愛に関して素の顔が見えるような場面があったので、密かに期待しています。
…あぁ、既刊本を読み終わってしまった…。
読み終えるのが勿体なくてゆっくり読み進めていたのに。
1年経ちましたが、そろそろ出ませんか?
神奈木先生、新刊お待ちしております~♪

■仇花シリーズ
「群青に仇花の咲く」
「薄紅に仇花は燃ゆる」
「桜雨は仇花の如く」
「銀糸は仇花を抱く」
「橙に仇花は染まる」
「夕虹に仇花は泣く」

群青に仇花の咲く (幻冬舎ルチル文庫) 薄紅に仇花は燃ゆる (幻冬舎ルチル文庫) 桜雨は仇花の如く (幻冬舎ルチル文庫)
銀糸は仇花を抱く (幻冬舎ルチル文庫) 橙に仇花は染まる (幻冬舎ルチル文庫) 夕虹に仇花は泣く (幻冬舎ルチル文庫)
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2011.08.25 01:20 | 神奈木智 | trackback(0) | comment(0)
            












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