にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

スポンサーサイト :スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-)

是 -ZE- (11) :志水ゆき

4403663176是-ZE- (11) (ディアプラス・コミックス)
志水 ゆき
新書館 2011-07-30

by G-Tools

ついに完結ですね。寂しいなぁ。
志水先生、ステキな作品を読ませていただきありがとうございました!
【是 -ZE- (10)/志水ゆき/Dear+コミックス(2011年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
※10巻までの内容を含めネタバレ前提で書いています。
最終巻なので、シリーズ未読の方はお気をつけくださいませ。

ある日村の滝に流されてきた兄弟、貴光と穂積。
怪我をしていたふたりは力一の許可を得て村に留まることになった。
しかし、ふたりの深い確執は次第に平和だった和記たちの生活に変化をもたらし…。

前巻で最後に登場していた貴光と穂積が、穏やかだった村の生活を変えます。
兄弟の確執は解ける気配はなく、深まるばかり。
そんな中、ふたりを発見し、世話をしていた千乃と宇多がこの兄弟に惹かれていった事で、和記や力一の周囲が騒がしくなり始めます。
個性的なメンバーが集まりながらも、力一という大きな柱があったからこそうまくバランスが保たれていた幸せな生活。
その力一の心を大きく揺るがす事件が起こり、一夜にして世界は一変してしまう。
9巻の彰伊と阿沙利の話の中で出てきたように、力一は彰伊を助けるために亡くなっています。
その顛末がようやく明らかになったわけですが…。
最終巻を読み終えてからシリーズを読み返してみると、すべてはこの和記編への伏線だったのだなぁと感じます。
特に後半の阿沙利の話は紙様の再生だけじゃなく、過去にも繋がっていて、阿沙利が彰伊に素直になれなかったのはこんな顛末があったからなのかと納得しました。
阿沙利の性格では、素直に彰伊に従えないのは仕方ないですね。
そして阿沙利だけでなく、和記も近衛も真鉄も、みんな力一の強烈な個性に惹かれていて、精神的な柱だったんだなという事がよく分かります。
それでも紙様たちは言霊師と出会うことで新たな一歩を踏み出せているけれど、和記はずっと過去に心囚われている。
読み返してみると、和記の執着の強さが分かる描写がたくさんあります。
過去を知っている阿沙利や近衛がどんな思いでそんな和記を見ていたのか想像すると、切ない。
でもその一方で、和記の事情を知らない雷蔵や紺、玄間と氷見、成と守夜たちが心を通わせていくまでのエピソードや、彼らの何気ない言動で、きっと和記の心が少しずつ変わっていったのだろうなという事も感じる。
和記にとっては力一がいないと意味がないけれど、力一の言霊によって続いていた三刀家と紙様たちとの生活。
でもそれは、和記のための言霊でもあったんですよね。
力一はちゃんと和記の欲していたものを知っていたんだなぁ。
最後重要なところで雷蔵が登場していて、他のカップルより地味だと思っていた雷蔵と紺の話の意味は大きかったんだなと改めて感じました。
志水先生が最初からこの和記編の事を考えてシリーズを構成していたのかどうかは知りませんが、終わってみるといろいろと納得。

(ネタバレ注意)

ということで、是、完結です。
シリーズの〆である和記編が完結しましたが、和記篇は現在の和記に事件が起こるのではなく、過去を振り返ることによって和記が新たな一歩を踏み出す話でした。
人気シリーズだったので最後どう締めるのかなと楽しみにしていたのですが、こうきましたか。
今まで何故三刀家と共に生きてきたのか。
不老不死である和記は何を求めているのか。
ずっと謎だった部分が分かってくると、これまでの和記の言動の裏にある様々な感情が見えてきて切なくなります。
最初はどこまでも読んでも過去編だから「え?」と思ったけど、長い物語の〆としてはこれでよかったんじゃないかなと思いました。
シリーズを読み返すとジワジワきますね。
これまで登場したカップルが恋愛面で熱かったのに対し、和記編は直接的な表現はほとんどありません。
一見、力一の紙様となってしまった真鉄に横恋慕してるように見えるけれど、和記の想いは予想以上に複雑でした。
心を許し愛していたのは真鉄で、惚れてたのは力一?
力一だけでなく真鉄とも色恋沙汰には至っていないけれど、こんなプラトニックな想いがあっていいじゃない!
真鉄は家族的な繋がりの象徴なのかな。
それすら拒んでいた和記が、ようやく一歩踏み出した。
それを見届ける事が出来てホッとしました。
物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、私は面白かったです。
改めて最初からじっくり読み返したい!
双子×初陽とかもっと読みたかったカップルも残っていますが、そこは妄想で乗り切ります(笑)
オールキャスト勢揃いのラストが感慨深い!

それにしても、2004年に1巻が出ているので完結までに約7年?
志水先生、お疲れ様でした!
好きなシリーズが終わってしまうのは寂しいですが、今月発売の雑誌から次の連載が始まるようなのでこれからも楽しみにしています♪

■シリーズ
「是 -ZE- (1)-(3)」
「是 -ZE- (4)」
「是 -ZE- (5)」
「是 -ZE- (6)」
「是 -ZE- (7)」
「是 -ZE- (8)」
「是 -ZE- (9)」
「是 -ZE- (10)」
「是 -ZE- (11)」

是-ZE- (1) (ディアプラスコミックス) 是-ZE- (2) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (3) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (4) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (5) (ディアプラス・コミックス)
是-ZE- (6) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (7) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (8) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (9) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (10) (ディアプラス・コミックス) 是-ZE- (11) (ディアプラス・コミックス)

■ドラマCD
「是 -ZE- (1)」(雷蔵×紺、彰伊×阿沙利)
「是 -ZE- (2)」(玄間×氷見)
「是 -ZE- (3)」(守夜×成)
「是 -ZE- (4)」(彰伊×阿沙利)
「是 -ZE- (5)」(和記)

こちらもどうぞ♪(ネタバレがあるので9巻までを先に読むことをオススメします)
4403650457是―ZE― ファンブック
新書館 2010-04-24

by G-Tools
関連記事
2011.08.06 01:40 | 志水ゆき | trackback(0) | comment(2)
            

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2011.08.10 17:47  | # [ 編集 ]

Mさん、こんばんは!

私もあとがきを読んで「そうだったんだ!」となったひとりです(笑)
確かにそう思える場面は何カ所もあったのですが、BL読んでいるとどうしても「どちらが受でどちらが攻なのか」を考えてしまい、そうするとそこはないかなと思っていたんですよね。
でもそんな想いもあるんだろうと、読み返してみて感じました。

シリーズが終わってしまうのは寂しいですね…。
最初からまた読み返そうと思います。
でも次の連載がもう始まっているようなので、そちらに期待しましょう!

コメントありがとうございました。レスが遅くなり申し訳ありません(>_<)
またぜひどうぞ~♪

2011.08.16 02:49 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/1002-6e22bc2d

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。